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シンガポールの禁煙対策は失敗? [三分間スピーチの種]

シンガポールの国を挙げての禁煙運動は世界の先端をいっているとシンガポールの政府は自負していると思います。
・毎年上がってゆくタバコの値段の高さ、マイルドセブンSGD11.20ドル(約730円)。
・パッケージへの喫煙を続けた場合の警告の図柄(パッケージの写真を見ただけで気持ちが悪くなります)。
・毎年狭められる公共の場所での喫煙可能な場所の制限(吸殻を捨てない限り歩きながらの喫煙は禁止されてはいません)。
・1971年から実施されているタバコの宣伝広告禁止など、考えられる打てる手はすべて打っていると思います。
ところがつい最近の喫煙者の調査結果が報告されて対策は見直すべきという新聞記事がありました。。
これだけの努力にもかかわらず若者の男性の喫煙率が18から25%に、女性が7から9%に上昇している。
18歳以下の若者にタバコを売ってはいけないことになっていますが、18歳以下であることを見極めるのは当然ながら簡単ではありません。
「健康に悪いからタバコはやめましょう」というメッセージは効果がなかった。若者は「格好が良いから」、中年は「ストレスの解消になるから」という理由で喫煙を続けているので、メッセージも「タバコを吸うのは決して格好の良いものではない」「体からニコチンが抜けていくときの方がもっと大きなストレスになる」というものに変える必要があるのでは。
今、もっとより良い方法を考える時期に来ているのではと記事は結んでいます。
シンガポールでは日本から学んだ「交番システム」を大変うまく運用しているように、近い将来「タスポ」が採用されるかもしれません。
いや、チューインガムの全面禁止で成功したようにもっと思い切った対策が打たれるかもしれません。

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