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年老いた犬はしつけられない? [三分間スピーチの種]

最近シンガポールの日刊の小冊子に街の中のごみ捨て問題の記事がでて、それに対する読者の声の欄に意見がいろいろでてきました。
日本へ旅行へ行った人が、日本の女子高生がその場にゴミ箱がなかったので、ごみをポケットに入れてゴミ箱のある場所まで行って捨てていたのを目撃したこと。
この人の意見は若いうちに教育の場でごみ捨てのマナーを教え込むしか解決方法はないのでは、「年取った犬を躾けるのはほとんど無理だから」「鉄は熱い内にたたけ!」という意見でした。
少しだけわかる気はしますが学校での教育も大切ですがそれだけではなく家庭でのしつけがもっと重要だと思います。
私の記憶では今の私という人間の行動様式は母親から厳しく躾けられたものです。
子供のころは父親は仕事で滅多に家にいなかったので、おふくろさんに口うるさく、時には叩かれて「他の人に迷惑を掛けてはいけない」ということをしつこく厳しくしつけられたからです。
シンガポールのように両親が働いていて、メイドさんに子供を預けて、子供は宝だといって甘やかして育てていてはごみを捨てない子供に育てるのは容易ではない、いやはっきり言って無理だと思います。
右手の人差し指の付け根に残っているお灸をすえられた跡を見るたびに怖かったおふくろさんの顔を懐かしく思い出します。90歳を過ぎて今でも健在ですが。

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